標準和名:
 タワシウニ

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学名:
 Echinostrephus molaris

分布:
 ・房総半島、相模湾以南、
 ・インド洋、西太平洋の潮間帯から水深30m

見かけた場所:
 ・和歌山県:南部、紀伊大島
 ・東京都:八丈島
 あちこちで見かけている気がするが、あらためてどこと聞かれると思い出せない。

生息場所:
 ・根の上の岩などに穴を掘ってその中にすっぽり入っている。
 ・穴は自分で掘るらしい。 

特徴:
 ・上部の棘は細く長く、穴の入り口防御に適している。
 ・棘には横縞が入っているものもある。
 ・棘の先端は白いものが多い。(白くないのもいたと思う)
 ・赤道より下の棘は短いが、穴に入っているので普段は見ることができない。
 ・殻の上の面は綺麗な緑色。

生態など:
 ・昼間は、自分の掘った岩穴に入り込んでいる。同所に多数いることから、集まって棲息しているようだ。
 ・夜などに、食事のために穴から出歩くのではないかと思うが、その状況を見たことはない。
 ・ムラサキヤドリエビが寄生することがあるらしい。

備考:
 ・奄美、沖縄付近に、ミナミタワシウニと呼ばれているものが存在するらしいが、今は同種だと考えられていると文献には書かれていた。
  ・過去の図鑑では、タワシウニがEchinostrephus aciculatus、ミナミタワシウニがEchinostrephus molarisとなっていたが、今ではタワシウニがEchinostrephus molarisとなっている。タワシウニがいないのにミナミタワシウニだけ存在するのもおかしいということかもしれない。
 ・Echinostrephus aciculatusは海外の近年の図鑑にも掲載されており、種としては有効。西太平洋、メキシコ、バハカリフォルニアなどに分布、生態や見た目など、タワシウニと似ているが、孔対の数などが違うとのこと。もし日本でEchinostrephus aciculatusが見つかったとしたら、今度はどんな標準和名になるのだろうか?

分類:
 棘皮動物門
 ウニ綱
 ホンウニ目
 ナガウニ科
 タワシウニ属
 タワシウニ


画像:

和歌山県:南部産
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和歌山県:紀伊大島産
kiioosima

東京都:八丈島産
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和歌山県:南部産 縞模様入り
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 和歌山県産
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 和歌山県産
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 和歌山県産(大) 五角形に角ばっている
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