標準和名:
オオナガレカンザシ
学名:
分布:
・本州中部から四国の太平洋岸、オーストラリアにも分布する。
見かけた場所:
・和歌山県、高知県、東京都(伊豆大島)
生息場所:
・図鑑では低潮線直下から水深数mの岩上とある。
・スクーバダイビングでは水深15m程度でも見かける、オーバーハングのようになったところや岩の隙間などでよく見かける。
特徴:
・棲管の直系は10~15mm程度。
・鰓冠は大きくらせん状で対をなす。カンザシゴカイ科では最大級らしい。
・胸幕は赤い。
・鰓冠が真っ白いものと、赤色の強いものがいて、同種なのかよくわからない。
・石灰質の棲管をつくる。
・殻蓋を持たない。(と思われる…)
・白くて繊細な鰓冠が波に揺れる姿が美しい。
・棲管の先端の赤は胸幕が見えているのか?
生態など:
・岩礁のオーバーハングの影などによくいる。
・鰓冠を広げ、水中の浮遊物を摂食する。鰓冠は捕食と呼吸に使われる。
・石灰質棲管を作りその中に住み、危険を感じると棲管に引っ込む。
・棲管の先端から排泄する。
備考:
・オオナガレハナカンザシという名前になっている図鑑もあるが、現在は異名扱い。
・古い図鑑に沖縄にこれによく似て後胸部に腹剛毛を持つ別種がいるとの記述あり。ネッタイオオナガレカンザシのことと思われる。
・手持ちの図鑑では、オオナガレカンザシ(Protula magnifica)、ネッタイオオナガレカンザシ(Protula bispiralis)の2種が掲載されている。しかし現在Wormsを見るとP. magnificaのステータスはunacceptedでP. bispiralisのシノニム扱いとなっている。
・P. bispiralisのみが有効とすると、標準和名はネッタイオオナガレカンザシになるのか付け替えになるのか?現状どう整理されているかはわからなかった。
・分類見直しに伴い分布なども変わってくるものと思われる。
分類:
環形動物門
多毛網
ケヤリムシ目
カンザシゴカイ科
Protula属
オオナガレカンザシ
画像:
オオナガレカンザシ
学名:
Protula bispiralis (Savigny, 1822)
synonym Species
分布:
・本州中部から四国の太平洋岸、オーストラリアにも分布する。
見かけた場所:
・和歌山県、高知県、東京都(伊豆大島)
生息場所:
・図鑑では低潮線直下から水深数mの岩上とある。
・スクーバダイビングでは水深15m程度でも見かける、オーバーハングのようになったところや岩の隙間などでよく見かける。
特徴:
・棲管の直系は10~15mm程度。
・鰓冠は大きくらせん状で対をなす。カンザシゴカイ科では最大級らしい。
・胸幕は赤い。
・鰓冠が真っ白いものと、赤色の強いものがいて、同種なのかよくわからない。
・石灰質の棲管をつくる。
・殻蓋を持たない。(と思われる…)
・白くて繊細な鰓冠が波に揺れる姿が美しい。
・棲管の先端の赤は胸幕が見えているのか?
生態など:
・岩礁のオーバーハングの影などによくいる。
・鰓冠を広げ、水中の浮遊物を摂食する。鰓冠は捕食と呼吸に使われる。
・石灰質棲管を作りその中に住み、危険を感じると棲管に引っ込む。
・棲管の先端から排泄する。
備考:
・オオナガレハナカンザシという名前になっている図鑑もあるが、現在は異名扱い。
・古い図鑑に沖縄にこれによく似て後胸部に腹剛毛を持つ別種がいるとの記述あり。ネッタイオオナガレカンザシのことと思われる。
・手持ちの図鑑では、オオナガレカンザシ(Protula magnifica)、ネッタイオオナガレカンザシ(Protula bispiralis)の2種が掲載されている。しかし現在Wormsを見るとP. magnificaのステータスはunacceptedでP. bispiralisのシノニム扱いとなっている。
・P. bispiralisのみが有効とすると、標準和名はネッタイオオナガレカンザシになるのか付け替えになるのか?現状どう整理されているかはわからなかった。
・分類見直しに伴い分布なども変わってくるものと思われる。
分類:
環形動物門
多毛網
ケヤリムシ目
カンザシゴカイ科
Protula属
オオナガレカンザシ
画像:
和歌山県 南部産
和歌山県 南部産(綺麗だけど排泄中)
和歌山県 南部産
和歌山県 南部産 茶色っぽい
和歌山県 南部産
東京都 伊豆大島産 赤が強い
和歌山県 南部産 白いのと赤が強いのと
和歌山県 南部産
東京都 伊豆大島産
棲管
東京都 伊豆大島産
棲管
東京都 伊豆大島
棲管
棲管
和歌山県 南部産