標準和名:
 サワラビガイ

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学名:
 Separatista helicoides

分布:
 ・房総半島以南

見かけた場所:
 ・和歌山県:南部
 ・東京都:伊豆大島

生息場所:
 ・ケヤリムシやミナミエラコの棲管につく。

特徴:
 ・殻は白色だがケヤリムシの棲管と同じような色の付着物をつけている。

生態など:
 ・ケヤリムシやミナミエラコの棲管につく。宿主とどのような関係なのかはよくわからない。図鑑にはケヤリムシの食事を横取りしているのかもしれないとかかれている。頭を棲管の口に向けているのでたしかにそんな感じ。
 ・ケヤリムシ(標準和名で言うところのケヤリムシ)以外についているところはまだ見たことがないが、ミナミエラコにもつくらしい。
 ・伊豆大島では近くにたくさんいたオオナガレカンザシなどは対象外っぽいが、もっと近縁の種ならどうだろうか?
 ・ケヤリムシの棲管上で産卵もする。(ピンク色の卵)
 ・この写真は下に落下した個体がいる。棲管には卵、どのような経緯でこうなったのか?(生殖?闘争?)
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備考:
 ・ヒゲマキナワボラ科となっている図鑑もあった。
 ・ケヤリムシの鰓冠の下を覗いてこれがいると少しうれしいが、同行者に指をさして教えてもなかなかわかってもらえない。

分類:
 軟体動物門
 腹足綱
 吸腔目
 カツラガイ科
 Separatista属
 サワラビガイ

画像:

和歌山県、南部
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東京都、伊豆大島
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東京都、伊豆大島産
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