海洋生物図鑑(仮)

ブログを使った海の生き物図鑑です。

カテゴリ: ウニ綱ホンウニ目

標準和名:
 サンショウウニ科未同定種

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学名:
 ??? ???

分布:
 ・不明

見かけた場所:
 ・兵庫県:淡路島東浦

生息場所:
 ・不明

特徴:
 ・殻の形状は、赤道が高くて丸っこく、コシダカウニに似ている。
 ・殻板は、サンショウウニのように厚く、ごつごつざらざらしている。

生態など:
 ・不明、打ち上げられていた場所は砂浜だった。他にオオブンブクやバフンウニなどが打ちあがっているような場所。

備考:
 ・サンショウウニだと思って拾ったら、形状が全然ちがい、手持ちの図鑑では同定できなかった。
 ・サンショウウニとコシダカウニに似ていることから暫定的にサンショウウニ科としている。

分類:
 棘皮動物門
 ウニ綱
 ホンウニ目
 サンショウウニ科
 ???属
 サンショウウニ科未同定種

画像:

 兵庫県:淡路島産
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標準和名:
 バフンウニ

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学名:
 Hemicentrotus pulcherrimus

分布:
 ・北海道南部~九州、朝鮮半島、中国南岸
 ・日本海に多く棲息する。

見かけた場所:
 ・静岡県:赤沢
 ・福井県:敦賀
 ・和歌山県:南部

生息場所:
 ・岩の下や隙間。

特徴:
 ・棘が短く密生する。図鑑などをみると馬糞型とか書かれているが、馬糞を見かけることが無い人間にはよくわからない。
 ・殻はややひらべったく、薄い緑色。きめが細かくて可愛らしい造形。

生態など:
 ・日本海の砂浜によく打ち上がっている。
 ・やや浅いところに棲息している印象がある。
 ・殻には海藻などをくっつけている。

備考:
 ・食用にされる。

分類:
 棘皮動物門
 ウニ綱
 ホンウニ目
 オオバフンウニ科
 バフンウニ属
 バフンウニ

画像:

 静岡県:赤沢産
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 福井県:敦賀産
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 福井県:敦賀産
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 福井県:敦賀産
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 福井県:敦賀産
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標準和名:
 アカウニ

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学名:
 Pseudocentrotus depressus

分布:
 ・本州北端~九州、済州島
 ・潮間帯~水深50m

見かけた場所:
 ・静岡県:赤沢
 ・福井県:敦賀
  ・兵庫県:淡路島
 ・和歌山県:南部

生息場所:
 ・殻は砂浜によく打ち上げられている。
  ・大きめの岩のくぼみなどにいる印象がある。

特徴:
 ・ムラサキウニなどに比べると、棘は短い。
 ・色は赤褐色、淡ピンク。
 ・殻は白っぽい薄紫などで、ひらべったい。

生態など:
 ・口の周辺にムラサキゴカクガニが共生することがある。
 ・石の隙間などにいる。

備考:
 ・食用にされる。
 ・昔の図鑑では、ラッパウニ科に含まれていたようだが、今はオオバフンウニ科。

分類:
 棘皮動物門
 ウニ綱
 ホンウニ目
 オオバフンウニ科
 アカウニ属
 アカウニ

画像:
 静岡県:赤沢産
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 福井県:敦賀産 口側に怪我の修復痕らしきくぼみ有り
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 福井県 敦賀産
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 福井県:敦賀産
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標準和名:
 ニッポンコシダカウニ

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学名:
 Mespilia levituberculatus

分布:
 ・九州南端から相模湾、新潟県以南

見かけた場所:
 ・和歌山県:南部
 ・高知県:柏島

生息場所:
 ・水深2mくらいの潮下帯の海苔などが取れそう大きめのゴロタ石の下に隠れているのを見かけた。
 ・初夏に海藻と一緒に殻が結構打ち上げられている。日中は海藻の近くの岩陰にいるものと思われる。

特徴:
 ・殻はやや薄っぺらくて壊れやすい。
 ・赤道が高い位置に有り、他のウニより球形に近い。
 ・殻径3cmくらいになるらしい。
 ・コシダカウニと比べると、裸状域とそれ以外の境界が不明瞭。


生態など:
 ・日中は岩陰に隠れ、おそらく夜に海藻を食べに出てくると思われる。
 ・体表にいろいろとくっつけている。

備考:
 ・コシダカウニ(Mespilia globulus)は、奄美大島以南で見られるものと、本州近海で見られるものとでは、特徴に差異が有り、本州のものは、別種(Mespilia livituberculata)である可能性が指摘されていた。ここに載せている写真は本州で採取したものであり、コシダカウニとしていたが、ウニガイドブック(2019)にてニッポンコシダカウニ(新称)となっていたため、そちらに合わせる。
 ・奄美大島以南で見られるものは、もっと裸状帯域の幅が広い。
 ・頂上板系から歩帯にかけて5放射に白い領域がある個体を見つけたが、個体差なのか近縁種なのか判断がつかない。
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分類:
 棘皮動物門
 ウニ綱
 ホンウニ目
 サンショウウニ科
 コシダカウニ属
 コシダカウニ

画像:

 高知県:柏島産
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 和歌山県:南部産
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 和歌山県:南部産
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 和歌山県:南部産
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 和歌山県:南部産 歩帯が白い個体
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標準和名:
 ムラサキウニ

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学名:
 Anthocidaris crassispina

分布:
 ・茨城県及び秋田県以南から九州南端、台湾、中国東部沿岸。

見かけた場所:

 ・東京都:八丈島
 ・兵庫県:敦賀、水晶浜、淡路島
 ・静岡県:浜岡砂丘
 ・高知県:柏島

生息場所:
 ・潮間帯から潮下帯。タイドプールや、波打ち際の岩の隙間などで見かける。

特徴:
 ・棘はやや長く鋭い。ゴムブーツなどを貫通することもある。
 ・殻は灰色っぽい。

生態など:
 ・海藻を食べる。磯焼け要因の一つとなっている。
 ・口の回りにムラサキゴカクガニが寄生することがある。
 ・食用にされ、放流などもされている。

備考:
 ・キタムラサキウニに名前は似ているが、科は別。
 ・放流、栽培されている種の分布ってどう考えるんだろうか?

分類:
 棘皮動物門
 ウニ綱
 ホンウニ目
 ナガウニ科
 ムラサキウニ属
 ムラサキウニ

画像:


 東京都:八丈島産
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 どこで拾ったか忘れた殻 (その1)
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 どこで拾ったか忘れた殻 その2
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 どこで拾ったか忘れた殻(その3 小型)
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