標準和名:
 イイジマフクロウニ

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学名:
 Asthenosoma iijimai

分布:
 ・相模湾~九州 水深10~25m

見かけた場所:
 ・和歌山県:南部
 ・高知県:沖ノ島、柏島

生息場所:
 ・根の側面の窪みなど

特徴:
 ・大きい。直径15cm以上になる。殻が袋状で柔軟性がある。
 ・棘には毒のうがある。毒性は強く、刺されたことにより死亡した例もあるらしい。
 ・高知県、沖ノ島、柏島で色の薄いものを数個体見かけた。違和感はあるが、個体差なのか別種なのか不明。
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生態など:
 ・根の壁の窪みなどにくっついているが、固着する力は弱く、オーバーハングなどで、ダイバーの出す泡やフィンキックで転げ落ちてきたこのウニに刺される事例がある。刺されれると腫れて激しく痛むのだとか。
 ・ゼブラガニが寄生していることがある。

備考:
 ・沖縄に、近似種の、リュウキュウフクロウニ(Asthenosoma iijimai R)がいるらしい。
 ・海外の図鑑にはリュウキュウフクロウニと似た写真で、Asthenosoma variumが掲載されており、分布域に日本が含まれている。リュウキュウフクロウニとの関係が気になるところ。
 ・図鑑には、イイジマフクロウニの他、日本産のフクロウニ目として、ナマハゲフクロウニ Phormosoma bursarium、エンマノフクロウニ Hygrosoma hoplacantha、アカフクロウニ Calveriosoma grasile、オーストンフクロウニ Araeosoma owstoni、ヒメフクロウニ Hapalosoma gemmiferum、が記載されているが、いずれも棲息水深が深くダイビングで見るのは困難そう。

分類:
 棘皮動物門
 ウニ綱
 フクロウニ目
 フクロウニ科
 イイジマフクロウニ属
 イイジマフクロウニ

画像:

 和歌山県:南部産
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 和歌山県:南部産
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 和歌山県:南部産
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 高知県:沖ノ島産(色が薄い)
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 高知県:沖ノ島産(色が薄い)
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 高知県:沖ノ島産
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 高知県:沖ノ島産(ひっくり返っていた)
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 高知県;沖ノ島産(色薄い、棘を寝かせた?)
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