海洋生物図鑑(仮)

ブログを使った海の生き物図鑑です。

カテゴリ: ナマコ綱無足目

標準和名:
 オオイカリナマコ

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学名:
 Synapta maculata

分布:
 ・奄美大島以南
 ・ニューカレドニア
 ・マーシャル諸島
 ・オーストラリア
 ・台湾
 ・中国

見かけた場所:
 ・鹿児島県:奄美大島

生息場所:
 ・サンゴ礁の砂原
 ・見かけた場所は、内湾の水深1~2m、柔らかい系の砂地。近くに似た色の海藻。

特徴:
 ・体長は3mくらいになるらしい。
 ・水分が多いらしく、さわるとクラゲの様にふよふよしている。

生態など:
 ・内湾の浅い場所で波に揺られていた。
 ・触手で砂と一緒に有機物を取り込んでいると思われる。

備考:
 ・何かのテレビ番組で捕まえて水槽に入れたところ、縮んでしまい、そのまま元に戻らないようだった。


分類:
 棘皮動物門
 ナマコ綱
 無足目
 イカリナマコ科
 オオイカリナマコ属
 オオイカリナマコ

画像:

 鹿児島県:奄美大島産
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標準和名:
 ムラサキクルマナマコ

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学名:
 Polycheira fusca

分布:
 ・相模湾以南
 ・インド
 ・フィリピン
 ・マレー群島
 ・オーストラリア、
 ・中国
 ・台湾

見かけた場所:
 ・和歌山県:潮岬

生息場所:
 ・低潮帯の礫(れき)の間。
 ・貝の破片などが流れ着く浜の波打ち際で、石の裏に隠れているところを見かけた。

特徴:
 ・大きさは15cmくらいになるらしい。
 ・色は黒っぽい紫か茶色、赤いのや白いのもいる。
 ・触手は16~20本

生態など:
 ・干潮時は陸になりそうな場所の石の裏側に隠れているのを見かけた。
 ・隠れている時は、縮こまって、風船みたいに膨らんでいるようだ。
 ・水中に放すと体を伸ばしで動き始める。
 ・膨らんでる理由は、海水を取り込んで、干潮時に乾かないようにしているのか、それとも石の隙間に体を固定して引き波にさらわれないようにしているのか?

分類:
 棘皮動物門
 ナマコ綱
 無足目
 クルマナマコ科
 ムラサキクルマナマコ属
 ムラサキクルマナマコ

画像:

 和歌山県:潮岬産(縮んでいるのが伸びていく様子)
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標準和名:
 クレナイオオイカリナマコ

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学名:
 Opheodesoma(?) sp.

分布:
 ・鹿児島県:加計呂麻島
 ・沖縄県:本島、西表島
 ・パラオ共和国

見かけた場所:
 ・鹿児島県 加計呂麻島、内湾奥のふわ泥の砂地、水深は15~20mくらい。

生息場所:
 ・内湾のふわ泥の砂地。

特徴:
 ・世界最大級のナマコ、長さは最大4.5mくらい、直径は10cmくらいになる。
 ・水中で見た印象は、消防用のホースか、綱引きの綱が放置されているような感じ。
 ・触った感触は、ふよふよしていたような。

態など:
 ・砂地に横たわって、触手で砂に含まれる有機物を取り込んでいる。
 ・体表にはエビの仲間がたくさんくっついていた。
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備考:
 ・参考文献(2003年の図鑑)では、学名の属名に?マークがついていた。そろそろ決まっただろうか?

分類:
 棘皮動物門
 ナマコ綱
 無足目
 イカリナマコ科
 ????属
 クレナイオオイカリナマコ

画像:

 鹿児島県:加計呂麻島産
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